PCX125の馬力・最高速度はどれくらい？他車種と性能比較！

通勤や通学、ちょっとしたお出かけにも便利な原付二種（125cc）スクーター。その中でも特に人気が高いのが、ホンダの「PCX125」です。スタイリッシュな見た目と優れた燃費性能、そして快適な乗り心地で、男女問わず幅広い層から支持を集めています。しかし、実際に購入を検討するとなると、「PCX125の馬力ってどれくらい？」「最高速度は十分出るの？」「他の125ccバイクと比べてどうなの？」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、そんな疑問にお答えするべく、PCX125の馬力・最高速といった走行性能の実力について詳しく解説します。さらに、同じ125ccクラスの人気車種であるヤマハの「NMAX125」やスズキの「アドレス125」などと比較しながら、PCX125の特徴を浮き彫りにしていきます。

「走り」を重視する方も、「コスパ」や「使い勝手」を重視する方も、この記事を読めばPCX125が自分に合っているかどうかがきっと見えてくるはずです。では早速、PCX125のパワーとスピードの実力をチェックしていきましょう！

• PCX125の最新モデルの馬力・最高速度を詳しく解説！

• NMAX125やアドレス125など、人気125ccスクーターと徹底比較！

• 実際の走行レビューや体感の違いも紹介！数字だけではわからない魅力が分かる！

• PCX125が通勤・街乗りに本当に向いているのかを総合的に評価！

PCX125の馬力と最高速度はどれくらい？日常使いに十分な性能を解説！

PCX125の馬力は何PS？最新モデルのスペックをチェック

PCX125の魅力のひとつが、そのバランスの取れたエンジン性能です。最新モデル（2023年〜2024年モデル）に搭載されているのは、ホンダ独自のeSP+（enhanced Smart Power Plus）エンジン。このエンジンは静粛性や燃費性能に優れつつも、最高出力は9.2kW（12.5PS）/8,750rpmと、125ccクラスの中では比較的高めのパワーを誇ります。

ちなみに、この「PS（馬力）」とは、エンジンが発生させる力の単位で、1PSは約0.986馬力。PCX125の12.5PSは、日常使いにおいては十分すぎるほどのパワーです。特に都市部の走行では、発進加速のスムーズさや坂道でもストレスを感じにくいという声が多く、実用性の高さが伺えます。

また、PCX125はトルクも12Nm/6,500rpmと安定しており、低回転域でも力強く走ってくれる点が特徴。信号の多い街中や、細かい速度調整が必要なシチュエーションでも扱いやすく、ビギナーからベテランまで幅広く支持されている理由の一つです。

さらに特筆すべきは、環境性能との両立。近年のモデルは排出ガス規制（令和2年排出ガス規制）にも対応しており、燃費とパワーのバランスを高次元で実現しています。

このように、PCX125の馬力は単に数値上だけでなく、「実際に乗ったときの快適さ」「扱いやすさ」といった体感面でも非常に優秀。通勤や街乗りはもちろん、ちょっとしたツーリングにも十分対応できる、まさに万能スクーターと言えるでしょう。

最高速は何km/h？実際の走行データと口コミまとめ

PCX125の最高速度は、公表スペックには明記されていませんが、実際のオーナーの走行データや各種レビューから判断すると、実測で100km/h前後が目安となります。条件や道路状況、ライダーの体重によって差はありますが、概ね90〜105km/h程度の最高速が確認されています。

特に注目すべきは、加速のスムーズさと安定感です。発進から60km/hまでの加速は非常にスムーズで、信号の多い市街地ではストレスのない走行が可能。高速道路は走行できない原付二種区分ではありますが、バイパスや流れの速い幹線道路でも十分についていける実力を持っています。

ユーザーの口コミを見ても、「登り坂でも80km/h近く出せる」「二人乗りでも90km/hまでスムーズに出せた」といった声が多く、実用面での不満はほとんど見られません。また、安定したフレーム設計やサスペンションの改良もあり、速度を出しても車体がブレにくく、安心感のある走行性能も魅力のひとつです。

燃費性能とのバランスも見逃せません。カタログ上の燃費はWMTCモードで約47.4km/Lとされており、最高速近くまで出してもそこまで極端に燃費が悪化しない点は、通勤ライダーにとって大きなメリットでしょう。

ただし、フルスロットルでの長時間走行や、常に最高速を狙った走り方をすると、エンジンへの負担や燃費の悪化が避けられないため、PCX125の性能を活かすなら「余裕のある中速域での快適走行」がベストだと言えます。

馬力とトルクの関係性｜坂道や2人乗りでも力強い？

バイクの走行性能を語る上で欠かせないのが「馬力」と「トルク」のバランスです。馬力（PS）はスピードを出す力、トルク（Nm）は“回す力”、つまり加速や登坂性能に関わる重要な指標です。PCX125は、最高出力12.5PS／最大トルク12Nmと、125ccスクーターの中でもバランスの良い設計となっています。

実際、PCX125は発進時からグッと前に出る加速感があり、信号待ちからのスタートでも他の車に置いていかれるようなことはまずありません。特に街中でありがちな短い距離の加速や、交差点での素早い右左折など、機敏な動きが求められる場面でもトルクの力強さがしっかりと感じられます。

また、坂道や2人乗りといった負荷のかかるシチュエーションでも、PCX125は頼れる存在です。トルクが低回転域からしっかり出る設計になっているため、信号の多い坂道でもストレスなく登れるという口コミが多く見られます。例えば、長めの上り坂でも失速せずにスムーズに走れる点は、通勤ルートに坂が多い人にとっては大きな安心材料です。

2人乗りに関しても、PCX125は車体の安定感とサスペンション性能に優れており、加速時に「重さ」をあまり感じさせません。後部座席も広く快適で、同乗者からの評価も高いのが特徴です。もちろん一人乗りの時と比べれば多少のパワーダウンは感じますが、それでも125ccスクーターの中ではトップクラスの余裕感があります。

このように、PCX125は単なるスペック以上に、実際の走行シーンで「力強さ」を感じられる設計になっています。街中のストップ＆ゴーはもちろん、坂道や2人乗りなど日常に潜む負荷にも、しっかり応えてくれる一台です。

街乗り・通勤における馬力と最高速のバランスとは？

PCX125は、街乗りや通勤といった日常使いにおいて非常に優れたバランス性能を誇ります。バイクにとって「馬力」や「最高速」は重要なスペックですが、実際のシーンでは「どれだけ快適に走れるか」が大切。PCX125はその点で、パワーと扱いやすさの絶妙なバランスを実現しています。

まず、12.5PSの馬力は、信号の多い都市部でも機敏な加速を可能にし、ストップ＆ゴーが続く場面でも軽快な走行ができます。発進時に他の車両に遅れを取らず、交通の流れにスムーズに乗れるので、通勤時間の短縮にもつながるでしょう。

一方、最高速度が約100km/h前後出せるという点も、郊外や幹線道路を走る際に大きな安心材料になります。高速道路は走れませんが、流れの速いバイパスや大通りでも余裕を持って走行できるので、「遅くて怖い」という不安はまずありません。とはいえ、PCX125の真価はあくまで中速域（40～70km/h）にあります。この速度帯での安定性や静粛性、振動の少なさはクラス随一と言えるでしょう。

また、信号待ちからの加速や、混雑した市街地での取り回しのしやすさもポイントです。コンパクトで軽量なボディながらも、しっかりとした車体構造でブレが少なく、毎日の通勤ルートでも安心して走れる仕上がりです。

燃費性能も約47.4km/L（WMTCモード）と非常に優秀で、ガソリン代が高騰する中でも財布にやさしい点も見逃せません。毎日使うことを前提とするなら、「パワーがありすぎても使いきれない」「遅すぎてもイライラする」その中間をうまく押さえたのがPCX125です。

通勤・通学・買い物など、日常のあらゆる場面で“ちょうどいい”走りをしてくれる、頼れる相棒。それがPCX125の魅力です。

他車種とPCX125の馬力・最高速度を比較！ライバルと比べてどう違う？

NMAX125 vs PCX125｜馬力と最高速のスペック比較

125ccスクーターの中でも特に人気の高いホンダのPCX125と、ヤマハのNMAX125。どちらも都市部での機動力や快適性に優れたモデルですが、今回は「馬力と最高速」という観点でスペックを比較してみましょう。

PCX125は全体的にバランスがよく、スムーズな加速と扱いやすさが特徴です。中速域での伸びも自然で、街乗り・通勤での実用性が高く評価されています。

一方、NMAX125は出力・トルクともにやや低めながら、エンジンの特性上、トルクの出方がダイレクトで加速感が強いのが魅力。特に0〜40km/hあたりのレスポンスに「スポーティさ」を感じるライダーも多く、より力強い走りを求める方には好まれる傾向にあります。

最高速度に関しては、両車とも原付二種としては十分すぎる性能で、郊外の幹線道路でも安心して走れるレベル。数km/h程度の差はありますが、日常利用における体感差はそこまで大きくありません。

結論として、快適性と実用性で選ぶならPCX125、加速感や走りのキレを重視するならNMAX125という選び方がおすすめです。

アドレス125と比較！加速力と最高速度の違いとは？

125ccクラスのスクーターの中で、コストパフォーマンスの高さで人気を集めているのがスズキのアドレス125。一方で、スタイリッシュで装備の充実したPCX125も安定した人気を誇ります。今回は、この2台の加速力や最高速度の違いに注目しながら比較していきます。

一方で、アドレス125は軽量な車体と空冷エンジンによって、街中の短距離移動や小回りの効く取り回しに強みがあります。通勤で混雑した市街地を走ることが多い人や、価格重視のユーザーには選ばれやすいモデルです。

最高速度に関しては、アドレス125も約90km/h前後までは出せるため、街乗りでは特に不満を感じることは少ないでしょう。ただし、高速道路や長距離走行には不向きで、振動やエンジン音が気になるというレビューも見られます。

結果として、性能重視・快適性重視ならPCX125、価格と軽快さを求めるならアドレス125という住み分けができるでしょう。

他車種とPCX125の馬力・最高速を比較！ライバルと比べてどう違う？

バイクの性能はスペック表だけでは語りきれません。実際に乗ってみたときに感じる「加速の伸び」や「安定感」「快適性」など、体感的な違いこそがユーザーの満足度を大きく左右します。ここでは、PCX125とライバル車種（NMAX125・アドレス125）の実走レビューに基づいた体感性能の違いを見ていきます。

まずPCX125の特徴として挙げられるのは、加速の滑らかさと中速域での伸びの良さ。信号スタートからの発進時に「グイッ」と力強く前に出るというよりは、スムーズで自然な加速感が特徴です。振動も少なく、長時間乗っても疲れにくいという声が多く、快適性と静粛性に優れた仕上がりとなっています。

NMAX125は、よりスポーティな乗り味が好まれており、アクセルを開けたときのレスポンスの速さや、発進時のダッシュ力ではPCXよりもキビキビとした印象を受けるライダーが多いようです。サスペンションはやや硬めで、走行中の安定性は高いものの、段差での突き上げ感がやや気になるという意見も。

アドレス125は、軽量な車体によって軽快なハンドリングと小回りの良さが評価されていますが、エンジンのパワーや加速力ではPCXやNMAXに一歩譲る印象。また、空冷エンジン特有の振動がやや気になるという声もあり、長距離や坂道では“非力さ”を感じる場面もあるようです。

このように、**PCX125は「静かで快適な走行感」、NMAX125は「キビキビとした走り」、アドレス125は「軽快さと取り回しの良さ」がそれぞれの持ち味。スペックの差だけでは見えてこない、実際に乗ったときの感覚”を重視するなら、試乗や口コミのチェックがとても重要です。

PCX125の馬力・最高速度の総括

PCX125は、馬力・最高速度ともに125ccスクーターの中で非常にバランスの取れた実力派モデルです。スペック上では12.5PSという高出力と、最大12Nmのトルクを持ち、実測では最高速度も100km/h前後を記録。これは通勤・通学はもちろん、都市部から郊外まで幅広いシーンで余裕ある走行を可能にしています。

ライバル車種であるヤマハのNMAX125はややスポーティな設計で、加速の鋭さでは互角以上ですが、振動の少なさや乗り心地という面ではPCX125が一歩リード。一方、スズキのアドレス125は軽快な取り回しが魅力なものの、パワーや高速域での安定性ではPCXに及ばない点が見られました。

PCX125の魅力は、単なる「速さ」ではなく「安定感」「扱いやすさ」「静かさ」などを兼ね備えた総合力にあります。どんな路面状況や交通環境でも安心して走れる安心感、そして125ccクラスとは思えない高級感のあるフィーリングが多くのライダーに評価されている理由です。

また、eSP+エンジンによる静粛性や燃費性能の高さも見逃せません。通勤・通学などの日常ユースでは、パワーを「使い切れる」バイクとしてちょうどいい設計がなされており、「速すぎず、遅すぎず」という絶妙なパフォーマンスが魅力です。

総括すると、PCX125は「速く走れる125cc」ではなく「安心して速く、快適に走れる125cc」。馬力・最高速においてもライバルと比べてバランスが良く、特に通勤や普段使いでの使いやすさを求める人には最適な1台と言えるでしょう。